仮想化ソフトをESXiからKVMに変更した

目次

概要

私は自宅にサーバを置いています。
そこでは、ESXiという仮想化ソフトを使って色々なサーバを動かしていましたが、今回ESXiからKVMに乗り換えました。

ここでは、なぜ乗り換えたのかを少し説明したいと思います。

ESXiに感じていた不満

ESXiを1年ほど使っていたのですが、少し不満がありました。

不満としては、次があります。

  • 管理コンソールが使いにくい、操作方法が分かりにくい
  • 更新が面倒、やりにくい
  • 無料でできることに限界がある
  • 細かい設定ができない、やり方が分からない

特に、管理コンソールが使いにくく更新の方法が分かりにくいのが不満でした。
また、企業に依存したソフトはいつ無料で使えなくなるか分からないのと、仕様が急に変わる可能性があるため少し怖いというのもあります。

KVMについて調べて思ったこと

ESXiへの不満が積もりに積もって移行先を考えているとKVMがよさそうに思えました。

特に次の点でいいと思いました。

  • Linuxで動くため、独自にカスタマイズできる
  • オープンソース
  • 管理コンソールとしていくつかあり、好きなものを使える

特に、オープンソースでLinuxで動くためカスタマイズがしやすいというのがいいと思いました。
しかし、チューニングしないとパフォーマンスが悪そうなので、そこを注意しなければなさそうです。

KVMにして感じたこと

KVMに移行しましたが、移行までは色々と苦労しました。
特に、パフォーマンスの面で、動作が重くなってしまったりネットワークが急に途切れたりするということがありました。
そのため、いくつかチューニングをしたのですが、チューニングについては別の記事で書いたので、それを見てください。

移行後は、ESXiと同じように快適に使えています。

さいごに

ESXiからKVMにしたことで、ライセンスをほとんど気にすることがなくなりました。
また、無料ライセンスのESXiではできなかったことができるようになり、色々とできるようになりました。

私がKVMに移行するまでと移行した後に思ったことを書きました。
参考になれば幸いです。