UbuntuにJupyterLabをインストールする

目次

概要

最近、統計処理や機械学習について勉強したいなと思いつつあったので、よくその分野で使われるJupyter LabをUbuntuにインストールしてみました。

このインストール過程をここに書いていきます。

環境

  • Ubuntu 19.04
  • Python 3.7

Jupyter Labとは

Jupyter Labは、統計処理や機械学習の過程を残しながら、それらの作業を行うことができるツールです。
例えば、このようなデータがあった場合に、このような処理を行ってこういう結果が出ました、というようなことをテキストとソースコード、さらには図を交えながら記述することができます。

Jupyter Labと似たようなものに、Jupyter Notebookというものがありますが、これはJupyter Labのもとになったツールで、Jupyter LabではJupyter Notebookをより発展させ、UIや機能が変わったものになっています。
そのため、今から使うのであれば、Jupyter Notebookではなく、Jupyter Labの方がいいでしょう。

インストール

Jupyter Labのインストールにはいくつか方法があります。
例えば、統計処理や機械学習で使うようなライブラリを一緒にインストールしてくれるAnacondaのインストールと一緒にインストールする方法があります。
しかし、今回はすぐに使い始めることを目的として、Pythonのパッケージ管理ツールである、pipを使用してインストールします。

すでにPythonとpipコマンドがインストールされているものとします。

インストールされている環境では、次のコマンドを実行してインストールできます。

$ pip install jupyterlab

これでJupyter Labのインストールは終了です。

起動方法

Jupyter Labの起動には、専用のコマンドがあるのでそれを使って起動します。

$ jupyter lab

Jupyter Labが起動したら、ブラウザからhttp://127.0.0.1:8888 にアクセスすることで、使用できます。

さいごに

Jupyter Labのインストールが簡単にできました。

しかし、統計処理や機械学習で使うライブラリはインストールされていないため、状況に応じてライブラリをインストールして、Jupyter Labと付き合っていきましょう。