VirtualBoxの仮想マシンの作成で32bitしか表示されない

目次

Windowsの環境で、VirtualBoxで仮想マシンを作成しようとした時に、64bitではなく32bitの仮想マシンしか作れないという現象があったので、そのときの対処法をまとめました。

現象

今回、Windows 10にOracle VirtualBoxをインストールして、仮想マシンを作成しようとしたら、64bitのWindows 10をインストールしているにもかかわらず32bitでしか仮想マシンを作れないという事件が発生しました。

解決法

調べてみると、この解決方法は主に2つあるようです。

仮想化支援機能の有効化

これは、IntelのCPUの機能である仮想化支援機能を有効にすることです。

この機能は、BIOSから変更します。

BIOS画面を開きます。

次に、「Intel(R) Virtualization Technology」という項目を探し、Disabledから、Enabledに変更します。

これで完了です。

Hyper-Vの削除

これは、MicrosoftがWindowsで公式に配布しているOSの仮想化ソフトです。

なので、VirtualBoxと同じように、Hyper-Vでも仮想マシンが作れます。

しかし、これら2つは同じ機能を持つ物同士、競合することがあります。

なので、今回はVirtualBoxを使いたいので、Hyper-Vを消してしまいます。

Hyper-Vの削除の仕方は、スタートボタンを右クリックして出てくるメニューから、「プログラムと機能」をクリックします。

クリックして開かれた画面の左側に、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

そうすると、Windowsにインストールされている機能の一覧を見ることができるので、そこからHyper-Vにチェックが入っているのであれば、Hyper-Vがインストールされています。

なので、チェックを外してOKをクリックします。

この後、再起動をするか聞かれるので、再起動をすれば、Hyper-Vの削除が完了します。

私の場合は、これを行っていなくて、64bitで作成できませんでした。

さいごに

これで、やっと64bitで仮想マシンを作ることができるようになりました。