Dockerを使ったMastodonのアップデート方法

目次

概要

Dockerを使ったMastodonの運用をしているのですが、そのMastodonの更新をしたのでその時にやったことを書きました。

環境

Mastodonは、バージョン2.1.3から2.2.0に更新しました。

おそらく別のバージョンに関しても、同じように更新できると思います。

注意として、アップデートの前にはバックアップを取っておきましょう。

方法

まず最初にMastodonのインストールされているサーバにログインします。

ログイン後、Mastodonの場所まで移動します。

次のコマンドでdocker-compose.ymlへの変更を退避しておきます。

git stash

最新のMastodonのファイルを取得するために次のコマンドを実行します。

git fetch

使用するバージョンを選択します。

git checkout refs/tags/v2.2.0

v2.2.0のところは、使用したいバージョンを指定してください。

次のコマンドで退避していたdocker-compose.ymlの変更を戻します。

git stash apply

データベースのマイグレーションをします。

docker-compose run --rm web rake db:migrate

JavaScriptやCSSなどを生成するためにアセッツのコンパイルを作成をします。

docker-compose run --rm web rake assets:precompile

次のものは、バージョン2.2.0に固有のものである可能性があるため、他のバージョンアップでは実行しなくても済むかもしれません。

docker-compose run --rm web rails mastodon:maintenance:remove_regeneration_markers

最後に、Mastodonの再起動をします。

docker-compose stop
docker-compose up -d

これで終了です。

まとめ

流れをおさえておけば、それほど難しいものではないと思います。

参考になれば幸いです。