GitKrakenがGUIのGitツールとして使いやすい

目次

概要

ソースコードのバージョン管理としてGitを使う場合、コマンドを直接たたくというのが一番取り回しがよいのですが、変更を一覧で見たい場合や、ブランチを視覚的に見たい場合などは、GUIのソフトウェアを使う方が分かりやすいです。

ここでは、私が普段使っているGitKrakenについて紹介します。

GitKrakenとは

GitKrakenについて、軽く説明します。

GitKrakenは、GitKrakenという会社がリリースしているGitのGUIクライアントソフトウェアです。WindowsやmacOS、Linuxなどで動作するように作られています。

7日間は無料で利用できるお試し期間があり、その後は、制限付きのまま利用するか、月額もしくは年額でお金を支払って利用する有料のソフトウェアです。

GitKraken Client | Free Git GUI + Terminal | Mac, Windows, Linux

GitのGUIアプリとしては、SourceTreeも有名ですが、SourceTreeと比べて多機能でデザインが洗練されている印象があります。

私はStudent Developer Packを使って無料で利用しています

GitKrakenについて、私は無料で有料の機能を利用しています。これは、私が学生の身分であるので、GitHubのStudent Developer Packに登録しているからです。

GitHubのStudent Developer Packは、学生が登録できるもので、学生向けに様々な有料のツールやサービスを無料や割安で利用できるというもので、これにGitKrakenが含まれています。

GitKrakenの使ってみた感想

GitKrakenを使ってみた印象や感想をここから書いていきます。

まずGitKrakenを使ってみて気づいたのでは、レスポンスが早くデザインが良いということです。しかし、操作がいまいち分かりにくいので、最初の内は使い方に悩みました。特にコミットの方法や、リベースの方法などが分かりにくかったです。また、GitHubやGitLabなどの外部のホスティングサービスと連携することが可能なのですが、その連携方法も分かりにくかったです。

このあたりは慣れではあるのですが、最初に挫折することになるかもしれません。

GitKrakenには、ふたつの表示方法があり、これには結構驚きました。ひとつは、GitKrakenのサイトにも画像としてあるようなグラフの表示です。ふたつめは、ターミナルが表示されたものです。

ひとつめのものは、よくある表示なのですが、ふたつめのターミナルが表示されたものは、普段コマンドを使ってGitの操作をしている方にとっては、GUIとCUI操作のいいとこ取りをしたものです。コミットログはGUIで確認し、コミットの操作はCUIで行うことが可能です。

また、リポジトリをワークスペースという形でまとめることができます。何か特定の目的やジャンルで複数のリポジトリがあるときに、ワークスペースという形でリポジトリをまとめることができます。あくまでも、Gitkrakenでまとめるというだけなので、Gitの内部的に何かあるわけではありませんが、GitKrakenを利用する上では、リポジトリを探すのに便利です。

GitKrakenの特徴として、不満点がほとんどないということがあります。機能的にも多機能なので、全ての作業をGitKraken上で行うことができます。さらに、ターミナルを利用した実行も可能なので、普段ターミナルを利用している人も、ハイブリッド的に使うことが可能です。

さいごに

私が普段利用しているGitKrakenについて紹介しました。GitKrakenは不満点がほとんどありません。

7日間の無料期間もあるので、もしよければお試しで使ってみることをおすすめします。