GitLab Runnerの通信頻度の変更方法

目次

概要

Gitのホスティングサービスを作ることができる、GitLabには、テストを実行するためのGitLab Runnerがあるのですが、このGitLab RunnerのGitLabとの通信が多く、負荷が増えるということが発生しました。

そこで、この通信の頻度を変える方法があったので、説明します。

変更

GitLab Runnerは、GitLabに対して、テストジョブがないかを問い合わせます。

そのため、設定はGitLab Runnerの方で行います。

GitLab Runnerの設定ファイルは、GitLab Runnerのインストールされているサーバの/etc/gitlab-runner/config.tomlにあるので、そこを書き換えます。

concurrent = 1
check_interval = 0
……

設定ファイルは長いので、設定ファイルの上の方だけ表示しています。

設定の上の方に、check_intervalというものがあるので、ここにGitLabとの通信の間隔を秒で指定します。

デフォルトでは、0となっているので、ものすごい頻度で通信をします。

例えば、1分の場合は、秒で指定するので、このようになります。

concurrent = 1
check_interval = 60
……

これで、GitLabとの通信が減るので、負荷が小さくなると思います。

さいごに

通信の回数を減らすということなので、このような設定をすると、テストがすぐに実行されないということが発生します。

なので、使いやすさと負荷のバランスを考えて設定しましょう。