タイトル : ハッキング・ラボのつくりかたを読んだ感想
概要
「ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習」という本を読みました。
ここでは、その感想について綴ります。
読んだ本
今回読んだ本は「ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習」という本です。
感想
本の内容として、VirtualBoxを使って仮想環境を構築して、それをもとにハッキングについて学ぶというものでした。
仮想環境を使うということで、ハッキングの練習がやりやすく、ハッキングの内容についても、色々なツールの説明しながら実際に仮想環境に攻撃をするという内容で、実践的なものに感じられます。
私自身、ハッキングを題材にした本を読むのは初めてで、この本を読みました。 そのため、もしかすると実際のハッキングを学びたいという人にとっては、少し内容不足かもしれません。 しかし、ほとんどハッキングに関する知識がない人にとっては、実践的で学びやすい本だと思います。
私が特にこの本を読んで思ったこととして、セキュリティには気を付けようと意識が強くなったということがあります。 特に、攻撃について、攻撃された側は気付きにくいものが多く、おそらく私自身が攻撃を受けても気付くことは難しいと思えるものが多くありました。 いくつかの攻撃については、セキュリティソフトで止められるというものがありましたが、それについてはいたちごっこのため、もしかするとセキュリティソフトの更新忘れ等で攻撃が成功してしまうということがあるかもしれません。 このようなことから、セキュリティソフトやOSなど、なるべく最新のものを使い、脆弱性のない状態を保ち続けたいと強く思うようになりました。
注意
注意事項として、このような技術は自分自身の管理する環境のみで行うものです。自分自身で管理していないシステムに対して攻撃してはいけません。 それでは、そもそもこのような技術を身につける必要がないと思うかもしれませんが、そのようなことはありません。自分の身を守るには、攻撃者のことを知っておく必要があります。 知識や技術は正しく使いましょう。
まとめ
ハッキングやセキュリティに興味ある、初心者の方におすすめの本かなと私は思います。 また、画像やコマンドの実行結果などもかなり多く、作業の流れが分かりやすいです。
個人的には、買ってよかった本だと思っているので、みなさんもこの本を使ってハッキングの勉強をしてみるのはどうでしょうか。