CentOS 7 にJenkinsをインストールしました。
概要
今回、JenkinsをCentOS 7にインストールしたので、その方法についてまとめておきます。
環境
- CentOS 7
- Jenkins 2.9
インストール
Jenkinsは、Javaの環境が必要なので、最初にJavaのインストールをします。
sudo yum install jenkins
そして、Jenkinsは、yumのリポジトリが公開されているので、その情報を追加して、インストールします。
下記のコマンドを順に実行します。
sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
sudo rpm --import https://jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key
sudo yum install jenkins
Jenkinsの設定
Jenkinsは、設定を変更しないままであれば、8080番ポートからアクセスできます。
もし、別のポート番号からアクセスしたい場合は、/etc/sysconfig/jenkins ファイルを書き換える必要があります。80番ポートで通信したい場合は、JENKINS_PORTに80という値を設定します。
## Type: integer(0:65535)
## Default: 8080
## ServiceRestart: jenkins
#
# Port Jenkins is listening on.
# Set to -1 to disable
#
JENKINS_PORT="80"
さらに、ファイアウォールの設定を書き換えて通信できるようにします。
下記に、8080番ポートで通信する時のコマンドの例を載せておきます。
firewall-cmd --zone=public --add-port=8080/tcp --permanent
firewall-cmd --reload
これで、jenkinsを起動する準備ができたので、起動します。
systemctl start jenkins
さらに、サーバの起動時に自動で起動するようにもしておきます。
systemctl enable jenkins
アクセス
起動後は、Jenkinsにアクセスしましょう。
8080番でアクセスする場合はこのようになります。
http://ドメイン名:8080/
アクセスすると、パスワードの入力画面が表示されるので、サーバで下記のコマンドを実行して表示された文字列をJenkinsの画面に入力します。
cat /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword
その後、Jenkinsにインストールするプラグインを選択する画面が表示されます。ここでは、お好みで選択しておきます。
そして、ユーザー名やパスワードの設定をすれば、Jenkinsを使うことができます。
まとめ
昔にJenkinsをインストールした時とは、手順が変わっていました。