PostgreSQLのチューニングにはPGTuneが便利

目次

概要

データベースとして利用しているPostgreSQLのチューニングをしました。その際に見つけた、初心者でも簡単にチューニングができる便利なサイトがあったので、紹介します。

環境

  • PostgreSQL 15.1

やりたいこと

私はVPS(Virtual Private Server)を借りて、いくつかのWebサービスを運用しています。そのWebサービスではデータベースとしてPostgreSQLを利用しているのですが、今回それのチューニングをやりました。

チューニングとはいっても、PostgreSQLの設定を見直すということのみで、Webサービスのデータベースまわりをリファクタリングするというものではありません。

チューニングとはいっても、私はデータベースに詳しいわけではありません。最低限、無駄な処理の削減や高速化ができればという方針で進めたいところです。

チューニング方法

面倒なことをせずやることを考えながら情報収集をしていると、便利なサイトを見つけました。

PGTuneという名前のサイトです。

PGTune - calculate configuration for PostgreSQL based on the maximum performance for a given hardware configuration

PostgreSQLのバージョンや実行しているOS、メモリの量などを入力して、postgresql.confに記述する設定が作成されます。

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通常であれば、それぞれの設定項目の意味を理解しながら、設定値を決めていく必要がありますが、PGTuneを使えばとても楽に設定ができました。

作成されたpostgresql.confの記述は、/var/lib/postgresql/data/postgresql.confなどに保存します。インストール方法などによって、/var/lib/pgsql/15/data/postgresql.confなど別の場所に保存します。

さいごに

PGTuneを使って、簡単にPostgreSQLのチューニングができました。

簡単にチューニングをしたい方におすすめの方法です。