Redmineのチケットを親子関係が分かるように表示する
概要
私は、タスク管理にRedmineを使っています。
その過程で、親子のチケットを作成することがあるのですが、デフォルトのチケットの一覧ではチケットの親子関係が分かりません。
ここでは、チケットの一覧画面よりチケットの親子関係を分かりやすくする方法について紹介します。
概要
- Redmine 4.0
方法
Redmineで、チケットの親子関係を把握する方法として、親チケットまたは子チケットの詳細情報を見るという方法があります。
しかし、これは知りたいチケットが、親チケットまたは子チケットであるということを把握しておく必要があります。
つまり、チケットの一覧画面で親子関係を知ることができれば、把握しやすくなります。
Redmineでは、チケットの一覧のカスタマイズができるカスタムクエリという機能があります。
今回は、このカスタムクエリを使って親子関係の把握を行います。
カスタムクエリの設定
カスタムクエリは、チケットの一覧画面から設定します。
チケットの一覧画面には、保存というボタンがあり、これをクリックします。
次に、カスタムクエリの設定画面が表示されるので、適当な名前をつけて保存します。
この時、全プロジェクト向けにチェックを入れると、全てのプロジェクトでこのカスタムクエリを使えるようになります。
また、ソート条件として、親チケットを選択します。昇順か降順かはお好みで選択してください。
保存すると、チケット一覧のカスタムクエリの項目に保存したカスタムクエリが表示されます。
使い方
これから、親子関係でチケットを表示したい場合は、チケットの一覧画面を表示した後に、保存したカスタムクエリをクリックします。
これで、親子関係が分かる形でチケットを確認できるようになります。
さいごに
カスタムクエリは、Redmineでチケットを使う際の機能の中でも、かなり便利な機能です。
ここでは紹介しませんでしたが、使い方次第では必要なチケットだけを選択できたり、そのチケットの項目を一括で変更したりなど、組み合わせ次第でチケット管理が便利になります。
皆さんもカスタムクエリを使いこなして、日々のチケット管理を楽にしていきましょう。