個人で使うならばSlackよりもDiscord

目次

概要

私一人が利用するチャットサービスとして、Slackを使っていたのですが、最近のSlackの変更などにより、Discordの方が使い勝手が良くなりました。

ここでは、私がチャットサービスとしてDiscordを選択した理由と、私の利用方法について紹介します。

SlackとDiscord

SlackとDiscordは、主に多人数で使うチャットサービスのひとつです。チャットということで、文字や画像などのテキストが主体のコミュニケーションができ、さらにカメラや画面共有による動画のコミュニケーションも可能です。

SlackとDiscordもできることについて大きな違いはありません。基本的にチャットや動画によるコミュニケーションができます。しかし、両者では利用用途が異なります。

Slackは、主にビジネスでのコミュニケーションで使うことを想定したものです。Discordは、マルチプレイ可能なゲームなどで、参加者がコミュニケーションを行うような使い方を想定しています。このような背景から、SlackとDiscordの得意不得意が見えてきます。

Slackは、ビジネスで使うことを想定しているため、一通りのことができます。Discordは、Slackと比較してゲームでのコミュニケーションを念頭に置かれているため、ボイスチャットでの遅延がSlackより少ないとされます。

ここまで、簡単にSlackとDiscordのできることや違いを説明しました。

私がDiscordを選択した理由

SlackとDiscordについて、機能的な違いはほとんどないため、どちらを使うか選択に悩みます。ビジネスで利用するのであれば基本的にサポートなどが充実しているSlackを選べば間違いないです。しかし、私が個人的に利用する用途では、このようなビジネス向けの機能は必要としていません。

そこで価格について調べました。SlackもDiscordも利用者が支払う料金が利益となっています。どちらも基本的な機能は無料で利用できます。しかしながら、無料版では制限があったり、一部の機能が使えないということがあります。特にSlackではこの制限が分かりやすく、記事執筆の時点で90日よりも前のチャットの内容を見ることができないという大きな制限があります。Discordにはこのような制限がありません。もちろんお金さえ払えばこの制限はなくなります。

私の考えとして、私用で使うものなので、なるべくならば無料で色々なことができる方が嬉しいです。特に過去のチャットの内容を見ることができるかどうかは重要であると考えています。

このような点から、今回はDiscordを利用することにしました。

他にも、外部のアプリケーションなどとの連携がしやすいかどうかも考えました。これについては、SlackもDiscordも大きく変わらず、強いて挙げるのであれば、ビジネス向けであるSlackの方が連携はしやすいかな?という程度でした。

さらに、アプリが利用できるかなどの利用しやすさも確認しました。これもSlack、Discordともに、パソコンのソフトやスマホのアプリが提供されているため、大きな変化はありませんでした。

Discordでやっていること

私がDiscordでやっていることは、あまり多くありません。

  • ある製品のアップデート情報などをRSSを利用して取得してチャットに投稿、その後、内容の確認
  • メモの書き込み

Discordでは、RSSの情報を直接取得して投稿することはできないため、MonitoRSSというボットを利用しています。無料の場合、取得できるRSSの数に制限がありますが、細かい設定も可能で利用しています。

さらに、簡単なメモなどをDiscordに書き込むということをしています。このような使い方をしているため、なるべく古い投稿が消えずに残っていた方がうれしいということがあります。

他にも提供されているBotやサービスを利用することで、より便利に使うことができますが、私が本格的に使い始めて1ヶ月ちょっとということもあり、まだ完全に使いこなせていません。

さいごに

Discordはその存在をかなり前から知っており、アカウントはもっていましたが、ほとんどログインせず使っていない期間が5年以上続いていました。

今回、SlackからDiscordへチャットサービスを変更しましたが、1ヶ月ほど使っている現状として、不満はありません。基本的な機能が使えて、ちゃんとやりたいことが実現できています。

もしみなさんで、Slackの無料枠でできることに不満があり、他のサービスへの乗り換えを検討している場合、Discordは選択肢として良いと思います。しかし、Slack appで何か実現をしている場合、そのままDiscordで同じ事を実現するというのは難しいです。これについては、必要に応じて代替案を検討した方がよいです。