概要

皆さんはMicrosoft Office(以降 Office)を使用していますか?
Officeには、WordやExcel、PowerPointなどのソフトウェアがあり、文書作成、表計算、プレゼン資料の作成ができます。

Officeのいいところはみんなが利用しているため、Officeで作成したファイルをみんなに送るだけで良いという利点があります。
また、みんなが利用しているということで、分からないことがあった際にすぐに調べられるというものがあります。

しかし、Officeは原則有料のソフトウェアのため、購入して使う必要があります。

今回はこのOfficeの代替となるソフトウェアについて考えてみました。

なぜOfficeの代替ソフトを探すのか

正直、あまりOfficeソフトを使わないのであれば、Officeソフトは高いように感じています。
また、私自身あまりOfficeソフトを使ってファイルを作成するということがなく、Officeのファイルを閲覧するだけなのにOfficeソフトがないため閲覧できないということもありモヤモヤした気分になっていました。

ちなみに私は現在学生という身分で、大学のOfficeのライセンスが使えるのですがそれは学業で使うことしかできず、趣味で使うことはできません。このようなことからOfficeの利用が進みませんでした。

このような理由からOfficeのようなソフトは欲しいけど、無料で使えるものがいいと考えていました。

そのため、今回は私が使用している2つのOfficeの代替ソフト・サービスを紹介します。

Officeの購入について

Officeを使っている人の中にはお金を払って使っていないという人もいるかもしれません。
そのような人に向けて現在のOfficeの提供方法についていくつか紹介します。

まずOfficeは次の手段で手に入れることができます。

  • 定期的にお金を払って手に入れる
  • 買い切りのものをお金を払って手に入れる
  • パソコンに付属のものを使用する

おそらく、この中でお金を払って使っていないという人はパソコンに付属のものを使用している人です。
そのため、パソコンに付属しているということでパソコンを買い換えるとそのOfficeを使うことができず、新たに購入したパソコンにOfficeが付属している場合はいいですが、付属していない場合は購入する必要があります。
購入しているという人は、主に2種類の人がいます。なぜ2種類なのかというと、支払いの方法の違いからこのようになっており、一度購入したらそのバージョンのOfficeをずっと使い続けるタイプのものと、定期的(毎月または毎年)にお金を払ってその時の最新のものを使用するタイプの2種類があるからです。ちなみに、定期的にお金を払うことをサブスクリプションと言い、このようなものをサブスクリプションプランと言います。
どちらも一長一短で、例えばサブスクリプションのもので1ヶ月だけ使うということもできますが、買い切りのものと比べて割高になりやすいです。またOfficeの場合、買い切りのものとサブスクリプションのものでは、内容が一部異なっており、サブスクリプションのOfficeの方が機能では上です。

ここでは、あまり詳細は述べませんが、Officeの購入方法はこのようにいくつかあります。
もしOfficeを使う場合は、使い方にあったものを選ぶようにしましょう。

代替ソフト1 (Office Online)

Officeには無料で作れるMicrosoft アカウントを持っていれば使うことができるOffice Onlineというサービスがあります。
これは、無料で使うことができるサービスでブラウザからOfficeを使うことができるとうものです。

使い勝手や機能は通常のOfficeに劣りますが、Officeのファイルの作成や閲覧など普段使いする分には十分の機能があります。

メリット

  • Officeと同じMicrosoftが提供しているサービスで通常のOfficeと互換性が高い
  • ブラウザからアクセスするのでインストールがいらない

デメリット

  • ブラウザからアクセスするので、インターネット接続ができないと使えない

代替ソフト2 (LibreOffice)

LibreOfficeは自由に使えるOfficeソフトを目指して作られているソフトウェアです。
ここでいうOfficeソフトとは、Microsoft Officeのことではなく、文書作成や表計算などのオフィスで使うようなソフトウェアのことです。

LibreOfficeは、日本ではあまり名前を聞くことが少ないかもしれませんが、世界を見渡すと一部の国の官公庁で使われているなど実績のあるソフトウェアです。
Microsoft Officeとも互換性があり、Microsoft Officeで作成したファイルを閲覧、編集することができます。
しかし、オフィスで使うようなソフトウェアを目指しているということからMicrosoft Officeとは完全な互換性はありません。
つまり、既存のMicrosoft Officeで作成したファイルを開いた際にデザインは崩れる可能性があるということです。

メリット

  • 無料で使うことができ、一部の国の官公庁で使われているなどの実績がある
  • Microsoft Officeに劣らない機能がある

デメリット

  • Microsoft Officeとは別の進化をしているため、完全な互換性はない
  • 操作方法がMicrosoft Officeとは異なるため、勉強する必要がある

まとめ

今回紹介したOfficeの代替ソフトはどのような環境でも使えることを前提に紹介しました。
そのため、例えばmacOSでしか使うことができないiWorkなどは紹介しませんでした(実際のところブラウザからiWorkは使えるのですが、私自身使ったことがないというのも紹介しない理由としてあります)。

Officeの代替ソフトを探している人の参考になれば幸いです。