Tiny Tiny RSSのインストール方法

目次

概要

Tiny Tiny RSSをインストールしました。このインストール方法について説明します。

環境

  • Debian 11

Tiny Tiny RSSについて

Tiny Tiny RSSは、サーバーなどにインストールして使うRSSによる情報収集ソフトウェアです。

これを使うことで、RSSを提供しているサイトに定期的にアクセスして情報を取得することができます。

Tiny Tiny RSS

RSSによる情報収集を行うサービスはいくつかありますが、それらは無料で使うには制限があるというのが普通です。例えば、FeedlyやInoreaderでは無料で登録できるフィードの数に制限があったり、情報取得のためのアクセスの間隔が長かったり、カスタマイズできなかったりということがあります。

Tiny Tiny RSSではこのような制限がありません。サーバー上にインストールして使うものであるので、サーバーを用意する手間はありますが、制限はありません。

しかし、Tiny Tiny RSSでも不便と感じていることがあります。それは、モバイルでのアクセスが難しいというものです。Tiny Tiny RSSには、ブラウザからアクセスするのですが、スマホ等からアクセスした際に、表示が崩れてしまいます。また、スマホ用のアプリがあれば良いのですが、Androidでは公式でアプリが公開されているのですが、iOSでは公式にアプリが用意されていません。非公式なものはあるようですが、あまり品質が良くなく、私は利用していません。

このような残念な点はありますが、無料で制限無く使うことができることから、私はTiny Tiny RSSを利用しています。

インストール方法

ここからは、Tiny Tiny RSSをインストールする方法を説明していきます。

公式で用意されているDockerを利用した方法でインストールを行います。そのため、最初にDockerのインストールをします。私は、LinuxディストリビューションのひとつであるDebianにDockerをインストールしましたが、DockerはWindowsやmacOSでもインストール可能なものですので、適宜ネット等で調べてインストールしてみて下さい。

Dockerがインストールできたものとして、Tiny Tiny RSSのインストールを行います。

最初に、Tiny Tiny RSSのDockerに関するファイルをダウンロードします。ダウンロードにはgitを使います。次のコマンドをターミナルで実行します。

git clone https://git.tt-rss.org/fox/ttrss-docker-compose.git ttrss-docker
cd ttrss-docker
git checkout static-dockerhub

次に、設定を行います。URLや起動するポートなどの設定ができます。設定ファイルは、.env-distという名前で存在するため、これを.envという名前でコピーします。

cp .env-dist .env

私が変更したところは、URLの1箇所のみです。適当なもので置き換えて下さい。また、後ろのtt-rssについては、残しておく必要があります。

TTRSS_SELF_URL_PATH=http://example.com:8280/tt-rss

次に、Docker Composeを利用して、Tiny Tiny RSSの実行をします。

docker-compose pull && docker-compose up -d

これだけで、Tiny Tiny RSSの実行ができました。デフォルトでは、8280番ポートでアクセスを受け付けます。そのため、NginxやApacheなどを用いて、リバースプロキシなどでアクセスするようにしましょう。

私は、Nginxを利用しているため、次のように設定を行いました。server_nameなどは適宜置き換えて下さい。

server {
    listen 80;
    server_name example.com;

    location / {
        proxy_set_header HOST $host;
        proxy_set_header X-Forwarded-Proto https;
        proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
        proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
        proxy_set_header X-Forwarded-Host $host;

        proxy_pass http://127.0.0.1:8280;
        break;
    }
}

これで、インストールは終わりです。

インストール後について

インストール後は様々な設定をする必要があります。こちらの設定は、ブラウザ上から行うことができます。最初にブラウザからTiny Tiny RSSにアクセスします。ログインに必要な情報は、起動時のログに書かれているため、そのログを見て把握する必要があります。ログイン名は「admin」で、パスワードがログに書かれています。

ログは次のコマンドから確認できます。

docker-compose logs app

ログイン後は、設定に移動して、ユーザーのパスワードを変更したり、フィードの設定をしたりできます。言語についてデフォルトでは英語ですが、日本語にすることもできます。適当なもので設定をしましょう。

ちなみにTiny Tiny RSSは、RSSリーダーなどでよく使われるOPML形式のファイルを用いてフィードの移行をすることができます。私も、これを利用して既存のRSSリーダーから移行しました。

フィードの確認など細かい使い方についてはあまり書きませんが、設定からカスタマイズ可能です。例えば、私はスクロールで既読にしたり、左側にフィードの一覧を表示するようにしたりしています。

表示としては、このような感じとなっています。テーマを独自にインストールしたりしているため、表示は少し異なるかと思います。

511edc4d4e8ca12ac75a04ad0b2c6349-1024x342.png

さいごに

Tiny Tiny RSSとはどのようなものかや、そのインストール方法について説明しました。

Tiny Tiny RSSは、サーバー上に自分でインストールして使うソフトのため、運用するのは少し面倒ですが、基本的にフィード数などの制限はなく自由度が高いです。

もしよろしければ、利用してみてください。