概要
Tiny Tiny RSSでテーマやプラグインをインストールする方法についてまとめました。
Tiny Tiny RSSとは
Tiny Tiny RSS(tt-rss)は、自分で用意したサーバーなどにインストールして使うソフトウェアです。オープンソースで開発されており、無料で利用できます。
私は、FeedlyやInoreaderのような、たくさんのフィードを購読している場合に有料となるようなサービスを利用していたのですが、現在はtt-rssを利用しています。
tt-rssは、有志の方々が作成したプラグインで機能を拡張したり、アクセス時の外観を変えるテーマを適用できたりします。
プラグインやテーマをtt-rssにインストールするのは少し複雑です。そこで、ここではそのようなインストールの方法について説明します。
プラグインやテーマのインストール
プラグインやテーマによって、特殊な操作が必要となる場合があります。そのようなものについては、ドキュメントなどを元に、別途操作をする必要があるのでご注意下さい。また、ttrssの公式で推奨しているインストール方法としてDockerを使ったものがあります。今回は、このDockerを使ったインストールを行っていることを前提としてお話を進めていきます。
基本的には、次の方法でプラグインやテーマのインストールができます。
最初にサーバーへログインして、tt-rssのルートディレクトリまで移動します。その後、Dockerのコマンドを用いてシェルにアクセスします。
$ docker-compose exec app sh
次に、/var/www/html/tt-rss
に移動します。
$ cd /var/www/html/tt-rss
ここにはたくさんのファイルやディレクトリがあります。その中の内プラグインはplugins.local、テーマthemes.localにプラグインやテーマのファイルを置くことでインストールができます。
ファイルを置く場合は、wgetコマンドなどが使えるので、それらを用いてファイルをダウンロードすると楽です。
これで、プラグインやテーマをインストールすることができました。
さらにプラグインやテーマについて実際に利用する場合、tt-rssの設定ページから設定を変更する必要があります。
少しばかり方法が分かりにくいですが、設定を行わなければ使うことができません。
さいごに
Dockerを利用してtt-rssを実行しているため、ファイルを配置するディレクトリが分かりにくかったり、そもそもアクセスする方法が分からなかったりしました。
デフォルトのtt-rssも悪くはないですが、せっかくならば気に入ったテーマを利用したり、プラグインを追加して機能を拡張して、便利に使いたいと思っています。
同じような悩みを抱える方の参考になれば嬉しいです。