Xamarin.FormsでiOSのスプラッシュスクリーンを設定・変更する方法

目次

概要

Xamarin.Formsでスマホアプリの開発をしています。

そこで、iOSアプリの起動時に表示するスプラッシュスクリーンを設定しようとしたのですが、少し悩んだのでメモとして残しておきます。

環境

  • Xamarin.Forms 4.5.0.495
  • Visual Studio for Mac 2019

スプラッシュスクリーン

スプラッシュスクリーンは、アプリの起動時に少しの間表示される画面のことです。スプラッシュスクリーンの他に、スプラッシュ画面とも言われています。

Xamarin.Formsの場合、デフォルトではXamarinのカラーである青色が表示されると思います。

iOSにおける設定方法

iOSでは、スプラッシュスクリーンは、iOSプロジェクトのResourcesにあるLaunchScreen.storyboardというファイルで設定をします。

これは、info.plistで設定を変えることができ、別のstoryboardを指定することもできますが、基本的に変える必要はないでしょう。

LaunchScreen.storyboardはVisual Studio for MacもしくはXcodeで編集することができます。ちなみに私は、Visual Studio for Macで編集することが多いです。

編集方法は、Xcodeを使ったstoryboardの編集と変わりません。

私がよく行う編集として、背景の変更と中央へのアイコン画像の配置です。

背景の変更は簡単にできるのですが、アイコン画像の配置は、xassetsファイルに画像を登録して、それを読み込むようにします。

当初私は、Resources以下などに画像を配置してそれを読み込むようにしていたのですが、その方法ではデバッグビルドでは想定どおりに動作するのですが、リリースビルドの際にうまくいきませんでした。そのため、xassetsファイルに画像を登録して使いましょう。

およそ、このような流れでスプラッシュスクリーンを設定できます。

さいごに

Xamarin.Formsは、クロスプラットフォームのフレームワークとして歴史がそれなりにあるはずですが、あまり情報が多くありません。

スプラッシュスクリーンについて、悩んでいる方の参考になれば幸いです。