Xcodeが急に重くなったときにやったことと解決策

目次

概要

ある時、XcodeでiOSアプリの開発をしていると、急にXcodeの動作が重くなり何をやっても動作を受け付けなるという事態に遭遇しました。

この問題は、Xcodeを再起動したり、macを再起動したりしても解決せず非常に苦労したため、私がこの問題を解決した方法を備忘録的に書いておきます。

環境

  • mac mini 2018
  • macOS Big Sur 11.2
  • Xcode 12.4

症状

最初にどのような症状が起きたのかについて説明します。

私の場合、Xcodeを立ち上げて少しの間は操作をすることが可能だったのですが、少し時間がたつと、マウスカーソルが処理が重い時に表示されるぐるぐると回るようなものとなり、一切の操作を受け付けなくなります。
この症状は、時間がたつと解決するのですが、その後はマウスを少し操作するだけで、すぐに操作を受付なり、また操作ができなくなります。

これは、Xcodeを再起動させても解決せず、さらにmacを再起動させても解決しませんでした。

うまくいかなかった解決策

この問題を解決するために、様々な方法を試しました。

解決策について調べてみると、一番最初に出てくるのはキャッシュの削除です。そこで、キャッシュの削除をためしてみましたが、問題は全然解決しませんでした。

さらに調べてみると、ウイルス対策ソフトが干渉している可能性があるということで、インストールしていたカスペルスキーのウイルス対策ソフトをアンインストールしてみたのですが、それでも問題は解決しませんでした。

もしかすると、macのシステムが壊れているのではないかと思ってmacOSの初期化をしてみたのですが、初期化をしてすぐは問題は発生しなかったのですが、ある程度使っていると、また同じような問題が発生しました。

このように、様々な方法を試してみたのですが、一向に解決しませんでした。

解決方法

様々な方法を試した後に、ふと思い立って、実機デバッグを有線で行うようにしてみました。これは、利便性のために普段はデバッグを実機で、ワイヤレスで行っていたのを、有線でやってみるということです。

そうすると、今までのXcodeの動作が嘘のように軽くなりました。

これは、あくまでも想像ですがXcodeがコードの確認の際にデバッグ用の実機の情報を取得しようとすると、ワイヤレスではその情報の取得がうまくいかず、Xcodeの動作が重くなっていたのではないかと考えられます。

さいごに

結論としては、実機を有線で接続することで、問題が解決するということでした。また、一度有線で接続してしまえば、その後にワイヤレスにしても問題は発生しませんでした。

正直、問題が解決出来ずかなり苦しんだので、他の方の参考になれば幸いです。