キーボードが原因でWindowsが自動でスリープしなかったお話

目次

概要

今回は、私の体験した奇妙な出来事について書いていきます。

その出来事とは、Windowsが自動でスリープしないというもので、色々と調査して原因を調べてみたのですが、中々解決せず最終的な原因はキーボードであったというものです。

スリープしない問題の発生

私は、利用しているWindowsパソコンについて、一定の時間操作がない場合、自動でスリープするように設定しています。最初はちゃんと自動でスリープに移行していたのですが、ある時から自動でスリープしなくなりました。

インターネットで解決策を探し、なんらかのプロセスが邪魔をしているのではないかということや、実は操作をしていないように見えて操作をしているのではないか、スリープの設定が間違っているのではないかなどを実際に試してみました。

しかし、これらの解決方法を試しても、全然問題が解決しませんでした。

この時点では、色々と試して無理だったので、諦めて手動でスリープにするということをしていました。

問題の解決

ある時、使っているUSB接続のCorsairのキーボードを掃除することにしました。

私の利用しているCorsairのキーボードには、レポートレートを切り替えることができるスイッチがあるのですが、これがBIOSの設定となっていました。BIOSの設定では、Nキーロールオーバーの設定が無効化され、レポートレートが他の設定と比べて小さい値となっています。

この設定に気づいた後、BIOSではキーボードの性能が生かしきれないので、別の設定へとスイッチを切り替えました。

その後、掃除を終えてキーボードをパソコンにつなぎなおした後、普段通りにパソコンを利用していると、自動でスリープされるようになりました。

この時に行ったことはキーボードの掃除とスイッチの切り替えだけなので、スリープができるようになった原因はレポートレートの切り替えの可能性が高いです。

つまり、キーボードが原因で自動でスリープがされないようになっていたと言えそうです。

さいごに

まさか、キーボードのレポートレートの設定が原因でスリープが妨げられていたというのは考え付きませんでした。

正直なところ、未だになぜレポートレートの設定がスリープに影響するのかは分かっていません。

同じようなスリープについて悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。