Evernoteを解約するためにしたこと

目次

概要

8年近く利用していたEvernoteを解約しました。

解約に向けてやったことを紹介します。

なぜEvernoteを解約したのか

私はおよそ8年の間、Evernoteを利用していました。無料で利用していた期間もありますが、ほとんどは有料のプランに加入して利用していました。

Evernoteには、日々の生活でえられものをスキャナ等を利用して保存したり、Webクリップを利用してWeb記事を後から見返すようにしたり、メモを保存したりしていました。

しかし、最近はEvernoteを使わずに手書きのメモをしたり、Evernoteに保存した情報を参照することがほとんどなかったりと、Evernoteを使う機会が減ってしまいました。

また、NotionやDropbox Paperなどの似たようなサービスを使うようになりました。

このようなことからEvernoteの利用が減り、月に1度も利用していないというときがあるようにもなりました。

そこで私は、Evernoteを解約することに決めました。

解約の前にやったこと

解約をすると一言で言っても、なるべくならば既にある、Evernoteにためた情報は残しておきたいところです。

そのため、私はEvernoteの標準機能であるエクスポート機能を利用して、これまでに保存したEvernoteのノートやノートブックをEvernoteに依存しない形で保存することにしました。

Evernoteでは、独自のENEX形式のファイルやHTMLファイルやPDFとして、保存されている情報をエクスポートできます。しかし、独自の形式であるENEX形式は、使い勝手が悪いので、今回は利用しませんでした。

そこで検討したのは PDFファイルです。PDFファイルは扱いやすく、GoogleドライブやDropboxのようなクラウドストレージに保存した場合、本文も含めた検索ができます。

実際に試してみると、ノートにPDFなどの添付ファイルが含まれた場合に、その添付ファイルが正しくエクスポートできませんでした。画像ファイルであればちゃんとエクスポートできたので、画像がメインのノーとだけと言うことであれば、これでもよさそうです。しかし、私は、PDFなどの添付ファイルが含まれるノートが多数合ったため、こちらの方法を利用することはやめました。

PDFがだめだったとということで、HTMLファイルとしてエクスポートすることにしました。試してみると、ちゃんと画像だけでなくPDFなどの添付ファイルもエクスポートできました。

このようなことから、私は保存されているノートブックをHTMLファイルとして全てエクスポートしました。

エクスポート後のファイルの扱い

エクスポートが終われば、後はEvernoteの解約の準備が終わりです。ブラウザからEvernoteにログインして、解約の操作を行いました。ちなみにEvernoteでは、解約とはいわずに閉鎖という言葉を使うようです。

私は、エクスポートによりできたファイルをDropboxに保存しています。ローカルなパソコンに保存するよりもデータ消失の可能性が低く、普段は使わないファイルなのでクラウドに保存してパソコンの空き容量を確保するのが目的です。

不満としては、DropboxではHTMLファイルの中身について検索をすることができないので、情報を探すのはEvernoteよりも手間になりました。しかし、Evernoteを利用していたときでも情報を頻繁に参照していたわけではないので、困ってはいません。

さいごに

Evernoteの解約の前に、HTMLのファイルとしてノートをエクスポートするのがおすすめです。もしも、PDFでエクスポートした場合は、添付ファイルなどを正しくエクスポートできません。

現在はEvernoteを解約しているので、普段利用するツールがひとつ減り、どのツールを使うのかで悩むことが少なくなりました。

Evernoteの解約の際の参考になれば嬉しいです。