Proton VPNを使ってみた感想

目次

概要

VPNの一つであるProton VPNを試してみた感想を書きました。

VPNについて

VPNとは、Virtual Private Networkの略で、ネットワーク上で暗号化されたトンネルを作成し、ユーザーのプライバシーやセキュリティを保護する技術です。VPNを使うことで、ユーザーのIPアドレスや行動を隠すことができます。

私は、主に広告などのトラッキング技術を欺くためにVPNを利用しています。

これまでは、NordVPNを使っていたのですが、契約期間の終了が近づいてきたので、別のサービスを試してみようと思い、Proton VPNを使うことにしました。

Proton VPNについて

Proton VPNは、スイスの企業Proton AGが提供するVPNサービスです。WireGuard、IKEv2、OpenVPNなどのセキュリティプロトコルに対応し、同時に10個の接続が可能です。また、トラッキングや広告をブロックする機能も備えています。さらに、Windows、Mac、Linux、Android、iOSなどの多くのプラットフォームに対応したソフトウェアやアプリを提供しています。

Proton VPNはノーログポリシーを掲げており、通信の履歴は残りません。そのため、セキュリティ的に安心できると言えます。

無料でも利用可能ですが、接続できるVPNサーバーが少なく、有料で利用している人とはサーバーが分けられています。そのため、基本的にいつでも混雑していることが多いです。

有料で利用する場合、Proton VPNには「VPN Plus」と「Proton Unlimited」があります。「Proton Unlimited」は、同社の別のサービスも含めたプランで、メールサービスやクラウドサービスなども一緒についてくるお得なプランになっています。しかし、VPNだけを使うつもりであれば割高なプランです。「VPN Plus」は、VPNのみを利用する人向けのプランで、Proton Unlimitedよりも安く利用できます。

私は、Proton Unlimitedを利用しています。その理由は、同社のProton mailというメールサービスを既に利用しており、そのメールサービスのプランとして、Proton Unlimitedを利用しているためです。

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もちろん、Proton VPNにも不満はあります。通信の品質は問題ないのですが、広告ブロック機能は、NordVPNのものよりも弱く感じます。具体的には、日本のウェブサイトを見ている際に、日本の広告会社が提供している広告はブロックされていないことが多いです。

この広告に関する問題さえ解決できれば、問題ないと私は思っています。

さいごに

Proton VPNを試してみた感想について書きました。通信の品質は良いのですが、広告ブロックに関しては今ひとつという感じです。

利用前の検討などに参考になれば幸いです。