AzureでVMに静的グローバルIPアドレスを割り当てたいならデプロイモデルはクラシックで作るべき

目次

内容は、タイトルの通りです。

AzureでVM(仮想マシン)を作り、そのVMに静的グローバルIPアドレスを割り当てる時に苦労したのでその時の注意点を書きます。

ちなみに使用したのは、Azure プレビュー ポータルです。

デプロイモデルについて

Azureには、VMを作成する際にデプロイモデルというものが選択できます。

デプロイモデルとは、VMをデプロイするときの方法を示しています。

詳しいことは「リソース マネージャー デプロイと従来のデプロイを理解する」を見ると書いているのですが、とりあえず「クラシック」と「リソースマネージャー」の2種類があります。

これらのうち、名前から推測ができますが、新しい物はリソースマネージャーです。

なので、新しい物を使おうと思い、リソースマネージャを使ってVMをデプロイし、そのVMに静的グローバルIPを付与しようとしたのですが、うまくできませんでした。

何がおきたか

従来は、すべての設定より静的グローバルIPアドレスが簡単に設定できました。

しかし、リソースマネージャでは、そもそも従来のものと設定できる項目が変わっており、静的グローバルIPアドレスが設定できなくなっていました。設定しようと思っても静的グローバルIPアドレスが設定できるのは、ロードバランサーだけだよといわれ設定ができませんでした。

そこで、ロードバランサーに静的グローバルIPアドレスを割り当てて使おうと思ったのですが、ロードバランサーの設定はコマンドを使う方法しかなく、コマンドを使って頑張ってみたのですが、うまくできませんでした。

結論

リソースマネージャーを使うVMのデプロイでは、静的IPアドレスを割り当てるのは難しいようです。

しかし、静的グローバルIPアドレスを使わないのであればリソースマネージャーでもいいと思います。